花粉症になりやすい人
近年、花粉症を訴える患者数は増加の一途をたどっているようです。そして、かつては「子どもは花粉症にならない」という通説があったにもかかわらず、中学生以下の子どもにも花粉症の症状を訴えるケースが増えているのです。その理由にはスギ花粉そのものが植林によって増加していることが挙げられますが、その他にも大気汚染や食生活の肉食化、さらには冷暖房の使用によって室内を締め切ることが増えたなどといった要因もあります。
花粉症は全体的にその患者数が増えているのですが、中には花粉症になりやすい特徴を持つ人もいるのです。では、どのような人が花粉症になりやすいのでしょうか。
まずは、当然ではありますが、日頃から外での作業が多い人がそれに当てはまります。外を漂う花粉は、外出時間が多ければ多いほど、花粉の危険に長時間さらされるため、当然のように花粉症にかかるリスクは高まるのです。
また、花粉症には地域性があります。例えば、スギ花粉は太平洋側の地方ではよく見られますが、北日本では少ないために、スギ花粉が原因の花粉症は飛散量が多い太平洋側の地方で多くなる反面で、北日本では患者も少なくなります。一方でシラカバによる花粉症は主に北海道を中心に広がっており、本州や四国・九州ではほとんど見られません。花粉の飛散が多い地域に暮らしている方ほど、当然ながら花粉症になりやすくなるのです。
アレルギー体質の方も花粉症になりやすいとされています。花粉症に限らず、元々アレルギーを持っている方は、花粉症にもなりやすいのです。例えばハウスダストによるアレルギーがある場合、花粉症にかかる可能性は7割を超えるといわれています。また、アレルギーは遺伝することも多いために、血縁者に花粉症の方がいれば、当然、花粉症にかかるリスクは高まります。
その他にも都会に多い機密性の高いマンションなどに暮らしていると、ダニが増えることで、アレルギーになりやすい体質になってしまいます。また大気汚染の激しい地域に住んでいても同様のことが言えます。花粉症もアレルギーの一種であるため、他のアレルギーになってしまうと、花粉症にもかかりやすくなるのです。
また、日頃から不規則な生活をしていたり、コンビニ弁当ばかり食べているといった食生活の乱れがある場合も、免疫力が低下して花粉症にかかりやすくなります。
つまり、日頃の生活習慣を改善すれば、花粉症を予防できるケースもあるということを頭に入れておくことも大切なのです。
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